ニューヨーク、ライフコーチ、エフォートレス・・・
正直に申し上げると、わたしはふだんこれだけカタカナの並んだ本を手に取ることは稀です。
キラキラしすぎていて、ちょっと・・・
ひょんなところから出会い、このような第一印象で読んだ本でしたが、実用的なアイデアがぎっしり!
この記事では、わたしがこの本に出会ったいきさつから、どのように影響を受けたかをご紹介していきます。
- 年間100冊読破を継続中。(フルタイム・残業をこなしていた時期も)
- 読書は紙の本で楽しむのが好き。
- ブログでは暮らしや食にまつわる本を選書中。
まず気になるのは、「エフォートレス」とはなんぞや?という部分ですよね。わたしには初耳の言葉でした。
ワークに取り組んだ様子もお届けします。ぜひ最後までご覧ください。
「ニューヨークのライフコーチが教える ありのまま輝くエフォートレスな生き方」関口梓
今回ご紹介する本はこちら。
どんな本?
早速、「エフォートレス」という言葉を解説していきます。
このような意味の形容詞です。
ファッションをはじめ働き方や考え方など、最近さまざまな場面で使われています。
わたしもこの本を読んでから、
雑誌やCMでよく目にすることに気付きました。
著者は、ニューヨーク在住でライフコーチの関口梓さん。この本が初の著書です。
ライフコーチとは、クライアントが「自分で選んだ納得のいく人生」を送るためのサポートだと述べる著者。
この本では、エフォートレスというコンセプトを軸に、大人のライフスタイルが紹介されています。
がんばらない、無理しない、比べない。スムーズかつフレッシュなリズムで毎日が変わる。ネガティヴになっても、勇気ある一歩を踏み出す。あなただけの唯一無二のエレメントが開花する。洗練された、最高にフィットした生き方が確立する。潔いほどにシンプル。だから、しなやかで力強い。エフォートレスというパワフルで明快なコンセプト。
Google Books より引用
読んだきさつ
この本との出会いは、Amazon。
「あなたへのおすすめタイトル」で表示されていたからです。
まさに、ひょんな出会い。
わたしはちょうどその頃、手伝っていた夫の仕事を辞めました。
そして視野を広げながら、次の挑戦を見つけたいと思っていたのです。
ビビッと来るもんですね。
わたしにとって、本の衝動買いはとても珍しいことです。
いつもは、
- 好きな作家さんの作品
- 好きな作家さんの、好きな作家さんの作品
- 誰かのおすすめ本
こうして、数珠つなぎのイメージで読みたい本を探します。
ですからAmazonのお導きとはいえ、たまには直観に従ってみるのもありかも!そう思わせてくれる出会いでした。
読んでみて
この本の構成は、大きく4つに分かれています。
- シンプルな習慣で弾みをつける
- 悩みをしなやかにかわす
- 自分らしい才能を見つける
- 心地よいライフスタイルを選ぶ
これだけ見ると、少し聞こえの良い言葉たちが並んでいるような気が・・・
ほんまかいなと疑ってしまうタイプです。
しかし内容は、悩みに基づいた実践的なアイデアがテンポよく展開されていきます。
わたしはノートとペンを手に取り、書き出したりイメージしたりしながら読み進めていきました。
本当にコーチイングを受けているような、充実した読了感を味わえますよ。
特にわたしが力を入れて実践したワークをご紹介します。
それは、「極上の1日」を思い描くというもの。
起きる時間、朝食のメニュー、ファッション、仕事はどこでどんなことをするか(そもそも仕事をしているのか)、ランチの場所、誰と一緒に住んでいるか、仕事以外では何をしているか、夜はどんな気分で何時ごろ眠りにつくか……。このように一日の細かいスケジュールについて、好きなようにイメージを膨らませていきます。
「ニューヨークのライフコーチが教える ありのまま輝くエフォートレスな生き方」(大和書房)/関口梓・著 185ページ
ここでのポイントは「極上の」ということです!
時間や経済的な制限がなく、好きなことができるとしたらどうする?
どんな人に囲まれて、どんな才能を発揮するのか?
とことん掘り下げていくと、自分の価値観や情熱を傾けたいものが見えてきます。
わたしの場合。
- 朝7時ごろ起床。お水か炭酸水をコップ1杯飲む。
- ラジオを聴きながら頭をほぐす。今日の天気を確認。
- 朝食はパンとコーヒー。和食なら一汁一菜。フルーツがあればなお良し。
- 食後にその日のスケジュールを確認。
・・・これもう少し続けていい?
- 服は肌になじんだTシャツとデニム。
- 基本は在宅ワーク。週一でカフェ。
- 文章を書いている。
- ランチを友人と楽しむ日も。
- 明るいうちに仕事は終わらせて、いい気分になる。
- 同じく仕事終わりの夫と夕食の買い物。
野菜をもりもり買う。料理をのんびり楽しむ。 - 習い事、勉強、体のメンテナンスも忘れずに。
- 夜のお供はお酒と音楽と読書。
ねこを膝にのせていたい。 - 心地よい疲れで24時に就寝。
雑誌のひとコマみたいになったわ!
理想と現実の差に虚しくなることもなく、気分が高揚してくるのが分かります。ワクワクする気持ちに集中するのがポイントだそう。
楽しくなってきて、もっともっと具体的に、プランを立てたくなってきます。
このように、極上の1日を思い描くことははじめの1歩。
「極上の一日」をクリアに思い描けるようになったら、もうひとつ試してほしいことがあります。それは休日を利用して「極上の一日(仮)」を実際に過ごしてみるというものです。
「ニューヨークのライフコーチが教える ありのまま輝くエフォートレスな生き方」(大和書房)/関口梓・著 186ページ
思い描いたら、手の届くところから実践&行動あるのみ。
イメージを行動に移すことで、新たに分析できることもありましたよ!
- 仕事はひとりでやってみたいけれど、人との関わりはもっと欲しいかも。
- 夫の「極上の一日」は?接点があるなら共に叶えよう。
このように、また1歩踏み込んだ思考になりました。
前に少し書きましたが、わたしがこの本に出会ったのは次の挑戦を見つけたいと思っていたタイミング。
上記のワークを含め、自分がどうなりたいかを貪欲に考えた結果、始めたことのひとつがこのブログです!
これからも、たくさんの悩みに直面すると思うのです。
選択を迫られたり、壁に当たったり、色々ありますよね。
そんなとき、「エフォートレスかどうか?」を一拍置いて考える。
この余裕こそがまさにエフォートレス・・・!
軸を正してくれる、お守りのような言葉に出会うことができました。ワークを繰り返して、よい方向へ進む推進力を鍛えていきたいと思います。
まとめ
今回は、関口梓さんの「ニューヨークのライフコーチが教える ありのまま輝くエフォートレスな生き方」をご紹介しました。
ポジティブだけれど決して強引ではない、自然な文体。
読んでいると、新しいことをやってみたい気持ちがむくむく湧いてきます。
そしてその気持ちを行動に移すところまで引き上げてくれるのが、この本の魅力です。
ぜひ、ノートとペンを手元に置いて、体験しながら読んでみてくださいね。
「エフォートレス」繋がりで、こちらの本もおすすめです。
ではまたすぐに!
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