コーヒーの魅力のひとつが、その香り。
特に挽きたてのコーヒー粉の香りは、それだけでフワァ~ッと癒されるくらい魅力的ですよね。
おうちでいきいきとしたフレッシュな香りを楽しむためには、コーヒーミルの存在が欠かせません。
そこでこの記事では、カリタの「キュービックミル」を紹介します。
コリコリと手動で豆から挽く過程を楽しめて、コーヒーの香りが格段によくなる。「ここはカフェかな?」と錯覚するほど。(笑)
わたしはハンドドリップを始めてから数年後に購入したのですが、もっと早く試せばよかった!と少し後悔しています。
時間がある日に、アナログな感じでゆっくりコーヒーを挽くのは至福。
そんな空気感までお伝えできればうれしいです。
Kalita(カリタ)とは?
カリタは創業60年以上。現在は横浜市に本社を置く、日本のコーヒー器具メーカーです。
ペーパーフィルターと3つ穴ドリッパーの開発により、日本全国にドリップコーヒーを広めました。日本の喫茶店文化に大きく貢献したことで知られています。
「カリタ式」と呼ばれるドリッパーの特徴は、3つ穴であること!抽出スピードが早く、雑味のないさっぱりした味わいで、キレの良さが特徴です。
今では大定番の道具のひとつになっています。
コーヒー器具専門メーカーとしての機能性はもちろんのこと、デザイン性の高さも見逃せないポイント。
インテリアとしても楽しめるコーヒーグッズが揃っていますよ!
カリタ「キュービックミル」をレビュー
「キュービックミル」の見た目はこんなかんじ。
スクエア型のミルって珍しいですよね。黒で統一されたスタイリッシュな印象かつ、木の温もりも感じられるんです。
ここからは実際に使いながらレビューしていきます。
わたしは使い始めて3年ほどですが、切れ味はまったく劣化することなく、心地よく使用できていますよ。
平均すると2日に1回ほどは、コリコリ挽いています~!
内容は3点にまとめました。
ひとつずつみていきましょう。
蓋があることで豆が飛び散らない
それではさっそく、上部の蓋を開いてコーヒー豆を入れます。
豆を入れる部分はホッパーと呼ばれていて、「キュービックミル」のホッパー容量は15g。
約1杯分の容量です。粉受けの容量は30gなので、2杯分は入ります。
計量しながら入れます。(今回は12g)
入ったら、蓋を閉めて豆のセットは完了です。
蓋があることで、挽いている途中に豆が飛び散らなくてGOOD!
安定感があり挽きやすい
いよいよ挽く工程です。
ちなみにわたし、力がほんとに無く、へなちょこです…(笑)
それでも、「キュービックミル」は安定感あるフォルムと適度な重量感で、ムリなく挽くことができます。
コリコリ挽くアナログな時間もよきです。
ただ、テーブルや作業台の上じゃないと持ちづらさは否めません。
手に持っても挽けないことはない。でもちょっとしんどいかなーという印象。
とはいえアウトドアのシーンでない限りあまりないシチュエーションだと思うので、ふだん使いで煩わしさはないですよ!
マグネット接着で開閉がかんたん
下の粉受けにコーヒー粉がたまります。開けてみましょう!
ミル部分と粉受け部分は、マグネットで結合されています。開閉がかんたんだし、強力なのでグラつくこともありません。
この瞬間の香りがたまらない。
きれいに挽くことができました。
わたしはペーパーレスドリッパーをメインで使っているので、少し粗めに調整しています。
挽き具合の調整は、次で解説しますね!
コーヒーグッズについては、「ハンドドリップに必要な道具おすすめ3つ」をチェックしてみてください。
「キュービックミル」のお手入れ方法を解説
「キュービックミル」はトップネジから順に取って、こんなふうに解体できます。
「部品とかよお分からんし、元に戻せるか、こわい……」という方も大丈夫!
わたしも大のニガテですが、ちゃんとできます☆
お手入れの際は、取った部品を上から順に並べておきましょう。
刃を取ると豆のかけらや粉が出てきます。コーヒーの風味に影響するので、毎回のお手入れがベスト。
ミル刃についた細かい粉をブラシで払います。
本体内側も同じくブラシでお手入れ。
水洗いできないので、細かい箇所まで届くブラシがおすすめです。動物の毛は静電気が発生しにくいのでなおよし。
趣味のひとつと考えれば、道具のお手入れもそれほど苦痛じゃなくなりますよ。
できたら、部品をもとに戻していきます。
この調整ネジを、
- 右へまわす→細挽き
- 左へまわす→粗挽き
このようにかんたんに調整できるので、抽出する器具やコーヒー豆に合わせて好みを探したり飲み比べすることもできますよ!
「キュービックミル」の製品情報
ここまで「キュービックミル」を実際に使ながらレビューしてきました。
サイズは写真のようになっています。
スクエア型だから、どんな場所にも収まりやすいと感じます。
製品情報をまとめておきます。
サイズ | 80×170×180(mm) |
本体重量 | 680g |
ホッパー容量 | 15g |
粉受け容量 | 30g |
素材 | 鉄・木 |
挽き方 | 臼・硬質鋳鉄製刃 |
「キュービックミル」は豆をすり潰すようにして粉砕する、臼式タイプ。硬質鋳鉄製の本格派で切れ味が長持ちするのが特徴です。
カリタ「キュービックミル」の口コミ
「キュービックミル」の口コミをチェックしてみましょう。
黒のクールな印象でありながら、木の温もりも感じられる絶妙な見た目がいいですよね!
お部屋でもアウトドアのシーンでも、コーヒーのある生活を実感させてくれる道具です。
カリタ「キュービックミル」まとめ
この記事では、カリタの「キュービックミル」を紹介しました。
扱いやすいのはもちろんのこと、使っていない時間もインテリアとして佇んでくれています。
そしてやはりコーヒーミルを使い始めてから、「クオリティ・オブ・コーヒーライフ」がグッと上がったのは間違いありません。
毎日ではなくても、豆を挽く時間が癒しになっています!
いつものコーヒー豆探しも、楽しくなりました☆
お手入れも習慣として慣れてしまえばかんたんで、使うほど愛着がわいてくるから不思議です。
おうちコーヒーをこれから深めたいという方は、「おすすめコーヒー本」のレビューものぞいてみてくださいね。
ではまたすぐに!
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