家でハンドドリップをするための必需品が、ドリッパー(抽出器具)です。
なかでも超お手軽に淹れられるのが、ステンレスフィルター。
ペーパーフィルターのセットや買い足しの手間を、省くことができます。

便利でエコなペーパーレス。
初心者でも取り入れやすいよ!
この記事では、HARIO(ハリオ)のペーパーレス商品「カフェオールドリッパー02」を紹介します。
ステンレスフィルターのメリット・デメリットから、「カフェオールドリッパー02」のレビューまで。
ドリッパーにはさまざまな種類があるので、選択の参考にしてみてくださいね。
この記事はこんな方におすすめです。
詳しくみていきましょう。

ステンレスフィルターのドリッパーとは?

そもそもステンレスフィルターのドリッパーってどんな商品?
メリット・デメリット、味わいの特徴をざっくり紹介します。
メリット
ステンレスフィルターは、ペーパーを使わずにコーヒーを抽出することができます。

ペーパーレスになることで、メリットがたくさんあるんです。
極論、ペーパーレスのドリッパーとサイズの合うマグカップがあれば、おうちでハンドドリップが叶います。
手間が少なくペーパーの消耗もないので、1日に何度もコーヒーを淹れる方ほどメリットが大きいですよ。
デメリット
ステンレスフィルターのデメリットはこんなかんじ。
ステンレスフィルターに直接コーヒー粉を入れるので、長く使うためにはそれなりのお手入れが必要。
商品によってメンテナンスの頻度は異なりますが、それほど大きな手間ではありません。
先端の穴の目詰まりは、水洗い&ブラシで解消できます。
あと、フィルターの目によってはコーヒーの微粉が気になる場合があるので、挽き具合は調整するのがベストです。
味わいの特徴

ペーパーフィルターとステンレスフィルターを比較すると、味わいの特徴は一般的にこのようになります。
淹れ方や道具の個性によって、味わいに変化がでるのがハンドドリップの奥深いところ!
上に挙げたのはあくまでも大まかな特徴なので、ご参考程度に。

自分の好みやライフスタイルに合わせて試してみよう♪
HARIO(ハリオ)のドリッパー「カフェオール」を紹介


ここからは、ハリオのステンレスフィルター「カフェオールドリッパー02」について解説していきます。
ハリオは耐熱ガラスの企画・製造・販売をおこなっている、日本の耐熱ガラスメーカー。
創業は1921年。100年以上の歴史があります。
機能的なコーヒー関連グッズも充実していて、ハンドドリップをはじめてからとてもお世話になっているメーカーです。
もともとハリオのペーパードリッパーを使っていたのですが、1日に2~3枚使ってしまうペーパーの消耗が気になり、ステンレスフィルターを試してみることにしました。

味も気に入って、快適に使えたよ。
今はこの「カフェオール」をメインに使っています。
商品情報
品番 | CFOD-02B |
製品サイズ | 幅 121 × 奥行 135 × 高 105 mm |
容量 | カップ数:1-4杯用 |
材質 | ドリッパーフレーム:ポリプロピレン ドリッパーメッシュ部:ステンレス |
原産国 | 日本製 |
1~4杯まで対応できるのが、「カフェオールドリッパー02」の魅力のひとつ。
サーバー(抽出したコーヒーを受ける容器)だけでなく、マグカップにも合わせやすいサイズです。
特殊ステンレスメッシュ採用なのでコーヒーオイルが抽出でき、コーヒー本来の独特なアロマを楽しむことができます。
次の項目で、使い勝手を詳しく紹介していきますね。
ハリオのドリッパー「カフェオール」おすすめポイント
実際に「カフェオールドリッパー02」をメインで使っているわたしが、おすすめポイントを紹介します。
大きく分けてこの3つ。
ひとつずつみていきましょう。
①マグカップにも使いやすい


「カフェオールドリッパー02」は下部にアタッチメントが付いていて、マグカップでも使いやすい形。
もちろんハリオのサーバーとも相性抜群ですが、「1杯だけ飲みたい!」というときに、とても手軽なんです。

ペーパーも消耗しないから、気兼ねなく使えるのがうれしい。

最下部の円の直径は約7㎝。お手持ちのマグにハマるか、チェックしてみて。

洗浄するときには取り外しが可能。細かい部分も洗いやすいです。
「道具を揃えなければ!」と気負わず、ミニマルにハンドドリップを始めてみるのもおすすめです。
②目盛り付きで機能的


「カフェオールドリッパー02」の内側には、杯数が分かる目盛りが付いています。

これが地味に助かる!
出来上がり量の目安は、1杯分約10~12gで120~130mlです。
粉を計量せずに使えるのは、お手軽ポイント高め。パッと淹れたいときにいい仕事をしてくれます。
③扱いやすいプラスチック製
「カフェオールドリッパー02」のフレームは、扱いやすいプラスチック製。
重さは約95gと軽く、保管にも気を使わなくていいですね。
食洗器にも対応しています。
シンプルでどちらかといえば素気ない見た目。(笑)
好みは分かれるところですが、手に取りやすい価格で機能性も高いので、ビギナーにはぴったりだと感じています。

ハリオのドリッパー「カフェオール」惜しいところ
ここまでおすすめポイントを紹介してきましたが、惜しいところは2つ。

正直にお伝えします!
順にみていきましょう。
①コーヒー粉は中挽き以上で
ステンレスのフィルターは、ペーパーと比べて目が粗いです。
コーヒーの微粉もいっしょにドリップされるので、細挽きだと粉っぽいコーヒーになることも。

わたしはペーパーのときも細挽きはあまりしないし、ふだん使いには大丈夫!
②使い分けしたくなってくる(笑)
日々のコーヒータイムには、「カフェオールドリッパー02」にとても助けられています。
しかしコーヒー好きとしては、色々使い分けしたくなってくるのが正直なところ。(笑)

ペーパーやネルの使い心地もたまりません♥
- ペーパーを買い足す手間とコストがかかる
- ネルのお手入れが面倒
こういったデメリットを払拭してくれるのが、ステンレスフィルター。
まずは手軽に試してみて、徐々に道具を揃えながら使い分けしてみるのもひとつの手ですね。
ハリオのドリッパー「カフェオール」でドリップしよう


実際に「カフェオールドリッパー02」を使ってドリップしてみます。
- マグカップにセット
- 目盛りに合わせて粉を入れる
- お湯を注ぐ
これだけなので、感覚としてはドリップパックのコーヒーやインスタントコーヒーの手間とほぼ変わらないんです。

洗い物だけは、しょうがない。

いちばん違いを感じるのは、
それでも雑味がなく香りや味がいきているということは、フィルターの精度の高さかと。
味はペーパーと大差なく淹れることが可能です。ハンドドリップの場合、あとは好みを探って微調整が必須。
おいしいコーヒーを手軽にスムーズに淹れることができるので、活躍する場面は多いですよ!
▼ハリオの「V60ドリップケトル・ヴォーノ」レビューはこちら。とても使いやすいです。
「カフェオール」がおすすめな人
「カフェオールドリッパー02」は、こんな人におすすめです。
主役にも脇役にもなれる商品だと感じています。
生活にフィットしそうなポイントがあれば、試す価値アリですよ!
HARIO(ハリオ)のドリッパー「カフェオール」まとめ
今回はハリオのステンレスドリッパー「カフェオールドリッパー02」を紹介しました。

そこまでメジャーではない気がするけど、わたしはかなり助けられています!
ゆったりドリップするのも至福ですが、飲みたいときに気兼ねなく淹れることができるのもすばらしい。ぜひ手に取ってみてくださいね。

ではまたすぐに!
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