ハンドドリップをするための必需品が、ドリッパー(抽出器具)です。
ペーパーフィルターが一般的ですが、抽出の度にペーパーを使うのが「もったいないな……」と思っていました。
- 買い足しのコストや手間
- 保管スペースの確保
こういったことを考えたとき、持っていて損はないのがペーパーレス式のステンレスフィルター。
特におうちで何度もコーヒーをドリップする方は、ペーパーの消耗を気にしなくていいので、とてもおすすめです。
ペーパーを買い忘れてコーヒーが飲めない……
そんな事態も回避できます!
この記事では、HARIO(ハリオ)のペーパーレス商品、カフェオールドリッパー02を紹介します。
実際にカフェオールドリッパー02を3年以上使っているわたしがレビューするので、使い心地や味が気になる方は参考にしてみてください。
ほかのドリッパーを持っている方も、使い分けとしてペーパーレスは持っていると重宝するので、さいごまで読んでみてくださいね。
ステンレスフィルターのドリッパーとは?
コーヒーをドリップする際に、ペーパーを使わずに抽出できるステンレスフィルター。
まずは
- メリット・デメリット
- 味わいの特徴
これらを解説していきます。
→カフェオールドリッパー02のレビューに飛びたい方はここからどうぞ!
メリット・デメリット
ステンレスフィルターのメリットはこちら。
ペーパー不要ということが手間や保管場所の削減になり、メリットが大きいです。
毎日飲むコーヒーで、消耗品が少なくなるのは助かりますよね!
極論、ペーパーレスのドリッパーとサイズの合うマグカップがあれば、おうちでハンドドリップが叶います。
手間が少なくペーパーの消耗もないので、1日に何度もコーヒーを淹れる方ほどおすすめです。
対して、デメリットもあります。
ステンレスフィルターに直接コーヒー粉を入れるので、長く使うためにはそれなりのお手入れが必要。
とはいえ商品によってメンテナンスの頻度は異なりますが、それほど大きな手間ではありません。
先端の穴の目詰まりは、水洗い&ブラシで解消できます。
ステンレスフィルターはペーパーフィルターに比べて、メッシュの目が粗いです。
そのため、豆の油分がダイレクトに抽出され、挽き具合によっては微粉が気になることも。
注意点はこの2つ。
- 新鮮な品質のいい豆を使う
- 挽き具合は粗挽きに調整する
デメリットを把握し注意すれば、おいしいコーヒーを淹れることができますよ!
味わいの特徴
ペーパーフィルターとステンレスフィルターを比較すると、味わいの特徴は一般的にこのようになります。
淹れ方や道具の個性によって、味わいに変化がでるのがハンドドリップの奥深いところ!
上に挙げたのはあくまでも大まかな特徴なので、ご参考程度に好きな味を探ってみましょう。
豆のポテンシャルが感じられるのが、ステンレスフィルターの特徴。
新鮮な豆を購入したら、ぜひ試してほしいアイテムです。
ハリオ「カフェオールドリッパー02」の商品情報
ここからは、ハリオのステンレスフィルターカフェオールドリッパー02について解説していきます。
ハリオは耐熱ガラスの企画・製造・販売をおこなっている、日本の耐熱ガラスメーカーで、創業は1921年。100年以上の歴史があります。
機能的なコーヒー関連グッズが充実していて、コーヒー好きなら必ず目にするメーカーのひとつ。
わたしはもともとハリオのペーパードリッパーを使っていたのですが、1日に2~3枚使ってしまうペーパーの消耗が気になり、ステンレスフィルターを試してみることにしました。
味も気に入って、快適に使えました。
今はこの「カフェオール」をメインに使っています。
品番 | CFOD-02B |
製品サイズ | 幅 121 × 奥行 135 × 高 105 mm |
容量 | カップ数:1-4杯用 |
材質 | ドリッパーフレーム:ポリプロピレン ドリッパーメッシュ部:ステンレス |
原産国 | 日本製 |
1~4杯まで対応できるのが、カフェオールドリッパー02の魅力のひとつ。
サーバー(抽出したコーヒーを受ける容器)だけでなく、マグカップにも合わせやすいサイズです。
特殊ステンレスメッシュ採用なのでコーヒーオイルが抽出でき、コーヒー本来の独特なアロマを楽しむことができますよ。
次から、実際に使いながらレビューしていきます。
ハリオ「カフェオールドリッパー02」を使いながらレビュー
実際にカフェオールドリッパー02を3年以上使ってみて、レビューのポイントは大きく分けてこの3つです。
ひとつずつみていきましょう。
マグカップにも使いやすい
カフェオールドリッパー02は下部にアタッチメントが付いていて、マグカップでも使いやすい形。
もちろんハリオのサーバーとも相性抜群ですが、「1杯だけ飲みたい!」というときに、とても手軽なんです。
ペーパーを消耗しないから、ちょっと飲みたいときにも気兼ねなく使えるのがうれしい。
最下部の円の直径は約7㎝。お手持ちのマグにハマるか、チェックしてみて。
洗浄するときには取り外しが可能。細かい部分も洗いやすいです。
「道具を揃えなければ!」と気負わず、ミニマルにハンドドリップを始めてみるのもおすすめです。
目盛り付きで機能的
カフェオールドリッパー02の内側には、杯数が分かる目盛りが付いています。
これが地味に助かるポイント!
出来上がり量の目安は、1杯分約10~12gで120~130mlです。
粉を計量せずに使えるのは、お手軽ポイント高め。パッと淹れたいときにいい仕事をしてくれます。
扱いやすいプラスチック製
カフェオールドリッパー02のフレームは、扱いやすいプラスチック製。
重さは約95gと軽く、食洗機にも対応しています。
シンプルでどちらかといえば素気ない見た目。(笑)
好みは分かれるところですが、手に取りやすい価格で機能性も高いので、ビギナーにもぴったりだと感じています。
ハリオ「カフェオールドリッパー02」でドリップしよう
実際にカフェオールドリッパー02を使ってドリップしてみます。
- マグカップにセット
- 目盛りに合わせて粉を入れる
- お湯を注ぐ
これだけなので、感覚としてはドリップパックのコーヒーやインスタントコーヒーの手間とほぼ変わらないんです。
洗い物だけはしょうがないけれど、分解もできて洗いやすいですよ!
ペーパーに比べると抽出がスムーズ。
それでも雑味がなく香りや味がいきているということは、フィルターの精度の高さです。
おいしいコーヒーを手軽にスムーズに淹れることができるので、活躍する場面は多いですよ!
▼ハリオの「V60ドリップケトル・ヴォーノ」レビューはこちら。とても使いやすいです。
ハリオ「カフェオールドリッパー02」惜しいところ
ここまでカフェオールドリッパー02を紹介してきましたが、惜しいところは2点。正直にお伝えします!
順にみていきましょう。
コーヒー粉は中挽き以上で
ステンレスのフィルターは、ペーパーと比べて目が粗いです。
コーヒーの微粉もいっしょにドリップされるので、細挽きだと粉っぽいコーヒーになることも。
お店で豆を挽いてもらう場合は、粗挽きでお願いするほうがいいでしょう。
使い分けしたくなってくる(笑)
日々のコーヒータイムには、カフェオールドリッパー02を駆使しています。
しかしコーヒー好きとしては、色々使い分けしたくなってくるのが正直なところ。(笑)
ペーパーやネルの使い心地もたまりません♥
とはいえ、
- ペーパーを買い足す手間とコストがかかる
- ネルのお手入れが面倒
こういったデメリットを払拭してくれるのが、ステンレスフィルター。
まずは手軽に試してみて、徐々に道具を揃えながら使い分けしてみるのもひとつの手ですね。
「カフェオールドリッパー02」がおすすめな人
カフェオールドリッパー02は、こんな人におすすめです。
メインでもサブでもOK。使い分けができる商品だと感じています。
生活にフィットしそうなポイントがあれば、試す価値アリですよ!
「カフェオールドリッパー02」の口コミ
カフェオールドリッパー02の、口コミをチェックしてみましょう。
「お手入れが少し面倒……」という口コミは少し見かけますが、豆の味わいが感じられると高評価。
いつもの豆でも、味わいに変化があると楽しみ方の幅も広がりますね。
ハリオ「カフェオールドリッパー02」まとめ
今回はハリオのペーパーレス商品、カフェオールドリッパー02を紹介しました。
正直そこまでメジャーではない気がするけど、わたしはかなり助けられています!
ゆったりドリップするのも至福ですが、飲みたいときに気兼ねなく淹れることができるのもすばらしい。
3年以上使っているので、ざっくり1,000枚ほどのペーパーを買わずに済んでいますね……そう考えるとすごい!(笑)
まだまだ現役でがんばってもらおうと思います。
ではまたすぐに!
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