「インスタ運用を始めたけれど、何からどうすればいい?」
アカウントを作ったものの、ちょこっと投稿して手が止まってしまう人も多いのではないでしょうか。
わたしも数カ月前にインスタを始めましたが…
なんか機能も多いし…むずかしい!
そう感じてフワフワっとしたまま、運用を進めていたひとりです。
そこで出会った本が、「プロ目線のインスタ運用法」。
この本は、
- ビジネスでインスタ運用を検討している。
- アカウントはあるけど、伸び悩んでいる。
- 改善しながら取り組みたいが、分析がよく分からない。
- 効果的な施策や、今のアルゴリズムを知りたい。
このような方には、かなり実用的な内容です。
繰り返すべき4つの施策に沿って説明されているので、やるべきことの流れがスムーズに頭に入ってきますよ!
インスタ運用初心者のわたしが「プロ目線のインスタ運用法」を読んで、何を学びどう行動に移したのか。
この記事では、感想と共ににご紹介していきます。
何気なく投稿を続ける前に、手を止めてでも読んでもらいたい1冊。「競争ではなく、共創する」という著者の考えにも共感したので、ここにシェアしたいと思います。
難しい機能を使いこなす必要なし。
仕組みを理解すれば、メリハリをつけて取り組めるよ!
「プロ目線のインスタ運用法」の紹介
今回ご紹介する本はこちら。
どんな本?
著者 | タイトル | 定価 | 初版年月日 | ページ数 |
---|---|---|---|---|
石川侑輝さん | プロ目線のインスタ運用法 | 1580円+税 | 2022年8月 | 192ページ |
本の概要
著者は株式会社SAKIYOMIの代表取締役社長、石川侑輝(いしかわ・ゆうき)さん。2019年からInstagram運用事業をスタートされ、その実績をもとにマーケティング支援をされています。
この本に凝縮されているのは、「300アカウント、400万フォロワーの分析をもとにしたノウハウ」です。
徹底したデータ分析をもとに、
検証を経た方法だけが掲載されています!
要するに、どんなジャンルのアカウントでも当てはめやすく、再現性の高い内容と言えるでしょう。
ひとりのインフルエンサーの成功事例ではなく、プロのインスタ運用が学べる本です。
読んだきっかけ
わたしは2022年10月にインスタのブログ用アカウントを開設。
「ブログをもっと読んでもらいたいな」という目的はあったものの、割と勢いでスタートしました。発信内容はブログの内容に寄せる感じでイメージはありましたが…プランはざっっっくり。
当然、伸びないワケです!
ほかにもインスタ・SNS関連本に目を通したもののあまりピンと来ず、「プロ目線のインスタ運用法」が3冊目でした。
この本のことは本屋で見て知っていて、「フォロワーさんを伸ばしたいわけじゃないしなぁ…」と表紙を見て却下していたんですよね。
しかしインスタを数カ月やってみて。このまま数を打って継続すればいいのか、何かしらの修正を加えるべきか、検討するポイントさえよく分からない。
それでようやく手に取った次第です。
かなり遠回りしたけれど、出会えてよかった!
本を読みながらアカウントの修正を試みたのは、この本が初めてです。それくらい、実践的な内容でした。
次から詳しく書いていきますね。
「プロ目線のインスタ運用法」の感想
ここからは、インスタ運用初心者のわたしが「プロ目線のインスタ運用法」を読んだ感想をお伝えします。
とにかく順を追って、ご自身のインスタアカウントに手を入れながら読むのがおすすめ!
本の構成は以下のようになっています。
- いま、Instagramを始めるべき理由
- 3秒でフォローされるプロフィールをつくる
- フォロワーをファンにするアカウントをつくる
- 思わず「保存」してしまう投稿をする
- ユーザーを自然にプロフィールへ誘導する
特に2~5章はサイクルとして回す前提になっており、つまづいた箇所を読み返すと復習や改善が期待できます。
単発の施策ではなく、すべてをつなげて円を描くイメージ◎
「やるべきことが分からない状態」から脱却できた、まずはこれが大きな1歩だと感じます。
感想は3つのポイントにまとめました。
①「PECTサイクル」を理解し、実行できる
この本の骨組みとして重要なのが、「PECTサイクル」。先にちらりと触れたように、各章がP・E・C・Tそれぞれの深掘り、という構成になっていますよ。
PECTとは、
- Profile(プロフィール)
- Engagement(エンゲージメント・親密度)
- Collection(コレクション)
- Traffic line(トラフィックライン・導線)
これらの頭文字を取ったもの。
イメージとしては、魅力的なプロフィールに整え→自分のファンを増やし→保存したくなるような投稿をし→プロフィールを見てもらう。「PECTサイクル」とはこのサイクルをガンガン回すことです。
恥ずかしながら、このサイクルの概要を読んだだけだとこう感じました。
理解はできても、実行するのがむずかしいよね…
しかしそれぞれの施策について、
- 目的
- やること
- 指標と目標
- チェック頻度
ここまで明確に導かれていたら、どうでしょうか?
闇雲に投稿してむだにヘコむ、という事態を回避できるね!
手軽に始めやすいSNSだからこそ、勢いでスタートし伸びなくて辞めてしまう。あるあるだと思うのです。
この本では、どんな目的でどのインスタ機能を使って投稿するか、そしてデータ分析の仕方から数値の目安まで示してくれている。
「やるべきことが分からない状態」から脱却でき、無意味に時間を費やすこともなくなります。(例えば毎日データをチェックしてしまう、など)
わたしはまず、アカウントの土台を整えることから着手しました。
次に続きます!
②コンセプト設計を見直した
発信の軸となるコンセプトは超大事!
わたしがすでに取り組んでいた、ブログやTwitter界隈では口酸っぱく言われています。
インスタももちろんそうなのですが、わたしはフワッとしたまま進めていました!(反省)
コンセプト作りは「PECTサイクル」の「P」の箇所です。
土台がガタガタしていたので…修繕修繕。
具体的に取り組んだことはこんな感じ。
- ロールモデル(理想のアカウント)を決めた。
- コンセプトシートを記入した。
- インスタのプロフィールを修正。
とはいえガチガチに固める必要はなく、柔軟に変えていけばOK。
決め方や書き方も、例が豊富なので大丈夫です。数十分あればできますよ!
修正したプロフィールはこのようになりました。
- どんなアカウントかすぐ分かる表現にした。
- 何を発信したいかを明確にした。
- 発信内容に関連する自己紹介を追加。
beforeはブログを読んでもらいたい気持ちが出すぎて(笑)ブログの内容を書いていましたが、パッと見てまったく伝わらないのが明らかですよね…。
まずはこの修正したプロフィールで、検証したいと思います☆
③「インスタ映え」は不要だと知ることができた
衝撃すぎる。
「インスタ映え」はもう古いんですね。
感覚的な話かと思ったのですが、しっかりと根拠が書かれていました。
Instagramを運営するメタ社は、「『いいね』を重視したアルゴリズム設計をしたことにより、インスタ映えが増えたのは失敗だった。そこから根本的にアルゴリズムを変えている」と明かしています。「インスタ映え」は、すでに時代遅れなのです。
「プロ目線のインスタ運用法」(クロスメディア・パブリッシング発行)石川侑輝・著 142ページ
映えなくていいのか…
むしろほッとするわ~
インスタのアルゴリズムが変化を続けていて、同時に重要視するポイントも変わっていく。
では今は何が重要視されているのか…この本を読めば分かります。
「いいね!」をもらうともちろん嬉しいですが、運用する本来の目的ではないハズ。今のインスタを知りながら、正しい施策を進めることが大切だと気付かされました。
「ここはそんなに力を入れなくていいのか!」というポイントはほかにも。
限られた時間の中で、やるべきこととやらなくていいことが分かると助かりますよね。
危うく「インスタ映え」を追いかけるところでした…(笑)
こんなことにならないように!しっかり緩急をつけてインスタ運用したい方は、ゼッタイ読むべき1冊です。
インスタが初めての方は注意!
「プロ目線のインスタ運用法」をガッツリ解説してきました。
ここまで読んでくださったあなたが、
「インスタ運用、始めてみようかな?」
「本を読んでもう1度アカウントを育ててみようかな!」
こう感じていただけたら、とても嬉しいです。
ただこの本の注意点としては、インスタを触ったことのない人には不向きかも、ということです。
わたしはプライベートのアカウントは持っていて。
ほぼ見る専だけど、イジってはいたよ!
- インスタをまったく触ったことのない方
- 開設手順から知りたい方
- 写真の撮り方や投稿の仕方など、基本から知りたい方。
こういった方には、施策や分析よりも、操作や新しい機能が難しく感じるかもしれません。わたしはこちらの本にも目を通し、基本をおさらいしました。
ご自身の状況に合わせて選んでみてね。
「プロ目線のインスタ運用法」まとめ
今回は「プロ目線のインスタ運用法」をご紹介しました。
わたしもこの本を読み、改善するべきところを攻めながら、同時にこの記事を書き進めてきました。同じインスタ運用初心者の方にとって、参考になれば幸いです。
共創しながら伸ばしていけたらいいな♪
この思いで記事にしました!
感想をもう1度まとめておきます。
- 「PECTサイクル」を理解し、実行できる
- コンセプト設計を見直した
- 「インスタ映え」は不要だと知ることができた
わたしはまだまだ、動き始めたばかりです。
でもこの本を読んで、「まず何をするべきか」、「つまずいたときにどうすればいいか」を知れたのがとても大きい。
軌道修正も楽しみながら、インスタの波を乗りこなしていきたいと思います~!
ではまたすぐに!
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