アウトプットが大事とよく聞くけれど、具体的にどうすれば?
こんな疑問を持ちつつ、日々を過ごしている人も多いと思います。
わたしもそうでした!
苦手意識があったからこそ、この「アウトプット大全」を手に取ったんです。
そしてその結果、読んですぐこの記事に取り掛かることができています。
すぐ実践したくなるのが、この本の力!
- アウトプットって具体的にどうすればいい?
- インプットをどう活かせばいいか分からない。
- 発信することに苦手意識がある。
こんな人は必見です。
インプットして満足、そこで終わってしまうという人も多いはず。
わたしの場合は、ブログを書くことがアウトプットのひとつです。
インプットが多いような気がして、もっとうまく活かしたいなあと少し悩んでいました。この本を読んだことで、より効率的に楽しく取り組むイメージがわきましたよ!
主婦×ブロガー目線でレビューしていきますが、勉強や仕事にもガッツリ活かせます。
日々の生活に取り入れやすく、即実践できる方法が満載の1冊です。
詳しくみていきましょう。
- 読書年間100冊を継続中。
- 読書は紙の本で楽しむのが好き。
- ブログでは暮らしや食にまつわる本を選書中。
「学びを結果に変える アウトプット大全」樺沢紫苑さん
今回ご紹介する本はこちら。
どんな本?
- 著者:樺沢紫苑(かばさわ しおん)さん
- 定価:1,450円+税
- 出版社:サンクチュアリ出版
- 初版年月日:2018年8月
- ページ数:270ページ
著者の樺沢紫苑さん。「日本一アウトプットする精神科医」として活動されていて、作家としても多くの著書を執筆されています。
そのアウトプットの一部とは…
メルマガ、毎日発行 13年
「学びを結果に変える アウトプット大全」(サンクチュアリ出版)樺沢紫苑・著 6ページ
Facebook、毎日更新 8年
YouTube、毎日更新 5年
毎日3時間以上の執筆 11年
年2~3冊の出版 10年連続
新作セミナー 毎月2回以上 9年連続
ふぅ!見ていると息切れしちゃいそう!
このように、圧倒的アウトプット量の著者。
しかし睡眠を充分に確保し、人よりも遊んでいると書かれているので驚きです。
「元々頭の構造が違うんじゃないの!?」と半信半疑になってしまいますが、この本のアイデアはすぐに実践できるものばかり。
- アウトプットのやり方を知らない
- アウトプットを意識していない
これにより、日常に転がっているアウトプットの機会をどれ程取りこぼしているか。
大きな気付きを与えてくれる本です。
「アウトプット大全」を読んだいきさつ
最初に少し書きましたが、わたしの場合はインプットが多くて、うまく活かせていないモヤモヤがあったことがきっかけです。
- 本を読んだとき。
- 学び系の動画を観たとき。
- テキストで勉強したとき。
このように、学びたいことの情報は手に届く場所にたくさんありますよね。
しかし学んだことを定着できているか?という部分では自信がありませんでした。
また勉強関連だけでなく、
- 食べた料理のおいしさを伝えたい。
- 本の面白さを伝えたい。
- 自分の意見を持ち、発信したい。
こういった発信力をもっと鍛えたいと思っていたのです。相手とシェアできたほうが絶対楽しいし、豊かなとこだと思います。
でも発信することって勇気が要りますよね。
この本を読むと、もっと小さなステップでアウトプット力を鍛えることができます。
次は本の構成から、わたしが学び実践したことを紹介していきます。
「アウトプット大全」を読んでみて
この「アウトプット大全」には、
- 80にも及ぶアウトプット方法
- アウトプット力を高める7つのトレーニング法
これらがすべて、図解付きで解説されています。
1度読めば、図解を見ると要点がスッと入ってくるよ!
構成はこのようになっています。
- アウトプットの基本法則
- 科学に裏付けられた、伝わる話し方
- 能力を最大限に引き出す書き方
- 圧倒的に結果を出す人の行動力
- アウトプット力を高める7つのトレーニング法
特に③の「書き方」、ブロガーとしてはドンピシャな内容でした。
今まで実践していた行動もいくつかあり、それらは継続に向けて背中を押されたような気持ちに。
印象に残った3つのポイントを、厳選してお伝えしていきます。
①昨日の出来事を話すのも、立派なアウトプット
まずは「話し方」のチャプターから。
話すことがいちばん簡単なアウトプットです。これは本当に意識を変えるだけ!すぐに実践することができます。
少し振り返ってみてほしいのですが、「あー、たくさんしゃべった!」というとき。
あそこに行った、何を食べた、これを観た。
こんなふうに、事実を並べ立てただけになっていませんか?
わたしも本の序盤で、ギクリと背筋を正しました!
まずは感想を話すことがスタートです。
「感想を話す」ときのコツは、「自分の意見」「自分の気付き」をひとつでいいので盛り込むことです。
「学びを結果に変える アウトプット大全」(サンクチュアリ出版)樺沢紫苑・著 40ページ
例えばニュースを観て。
➡「村上選手、ホームラン55本打ったね!」
これだけだと事実のみ。
これに感想・自分の意見を盛り込んでみます。
➡「村上選手、ホームラン55本打ってすごい!インタビューでのブレない姿勢も素晴らしいし、そういう面が結果に繋がっていると思う!」
どうでしょう。アウトプットが実践され、自分の人間性や考え方まで相手に伝わりますね!
このアウトプットのいいところは、1日のなかで無限に数が打てること。
自分の意見を話すと、相手の意見も聞けるので好循環です♪
- 体験を言語化することで記憶が定着する。
- 自分がどう感じたか整理できる。
- 人に「話す」ことを前提に、体験の密度も上がる。
こんな効果を実感できます!!!
最初は意識することが必要ですが、クセになればなんのその。アンテナが広がり、感性もぐっと深まりそうな予感がしています。
②「たくさん読んで、書く」以外の道はなし
ここからは、ブロガーのわたしにとって喝となり、響いた部分を書いていきます。
「書く」というチャプターは繰り返し読みたい!
もちろん、ブロガーさん以外も必見なんです。
- レポート
- 資料
- 報告書
- スピーチ原稿
などなど、文章を書く機会は誰にだってあるはず。
できるだけ分かりやすく伝えたい、上手に書けるようになりたいと思いますよね。
そこで重要になるのが、「フィードバック」。
いちばん簡単なフィードバックは、SNSやブログに文章を書くことです。「いいね!」数、アクセス数、そしてコメントはすべてフィードバックにつながります。
「学びを結果に変える アウトプット大全」(サンクチュアリ出版)樺沢紫苑・著 126ページ
ということで、わたしも早速…
アウトプット大全を読了したからには、読んだらすぐアウトプット☝️
— まりな (@mari_coffeeroom) September 13, 2022
話し方、書き方、行動力。
特に書き方の部分、ブロガーには刺さる。日々勉強してるのに、もったいないことしてるやん!という気付きがたくさんあった。ノート術はアナログ好きには嬉しい内容。そして睡眠大事とのこと!おやすみなさい pic.twitter.com/qNoYt5qEfq
深夜に読了した勢いで書いてしまったので、反省はありつつ。。。
実践できたのでまずは褒めたいです、うん。
- 本を読む(インプット)
- 感想を書く(アウトプット)
- 投稿する(フィードバック)
このサイクルをどんどん回すことが、文章上達の秘訣。
近道はないからこそ、実践することで周りとの差になるのではないでしょうか。
投稿するのはドキドキするものです。
繰り返していくことが大事ですね!!!
③本を読んだら、必ずその感想を書く
最後は、「トレーニング」のチャプターから印象に残った箇所をご紹介します。
アウトプットのスキルをより磨いていく内容。ここでも「書く」ことについて取り上げられおり、とても参考になりました。
読書感想についてのメリットから、その書き方まで解説されています。
本だけでなく、
- 動画
- 映画
- 音楽
など、自分の好きなコンテンツに置き換えて試すといいと思いますよ!
シンプルでとても分かりやすい!と思ったのが、読書感想テンプレート。
「ビフォー」+「気付き」+「TO DO」、これだけです。
「学びを結果に変える アウトプット大全」(サンクチュアリ出版)樺沢紫苑・著 250ページ
これを頭に入れておけば、アウトプットのハードルがぐんと下がります。
- 書き出しに悩まない。
- 短時間で仕上げることが可能。
- 肉付け次第で、SNSからブログ記事にまで。
こちらの文章はどうでしょう?
- この「アウトプット大全」を読む前のわたしは、読書中も「どうやってブログに書こう?」と頭をよぎることが多々ありました。
- しかし本で紹介されていたシンプルなテンプレートを頭に入れておけば、書くことが明確に定まり、読書に集中できると気付きました。
- 今後も読書を続けながら、効率よくアウトプットを実践していこうと思います。
3つの柱だけでも、行動が反映された読書感想が完成しました☆
ほんの数分でできたので、自分でも驚きです。うれしいですね!
この記事全体の構成も、わたしの「苦手意識・読んだいきさつ」→「実践したこと」という大きな流れになっていますよ♪
息抜きのヒントも満載
ここまでアウトプット方法についてご紹介し、駆け抜けてきました!
この記事で抜粋したのは3つのアイデアのみ。
本には80個も詰め込まれているのか…パンクしそう!?!
安心してね♪
- 落書きする
- ぼーっとする
- 眠る
こんなふうに、頭を緩める方法も!
アウトプットを続けるためには、適度に休むことも大切なのですね。
著者が精神科医の先生だからこそ、脳科学やあらゆる実験結果に基づくアイデアが凝縮されているんです。
アウトプット術を全部試すのではなく、まずは、
- 自分に足りないアウトプットを試してみる。
- アウトプット継続へのモチベーションにする。
こんな使い方でも、行動に変化が現れてきます。
わたしは読書記録や日記を続けているのですが、これもひとつのアウトプットなのだと明確になり、とてもテンションが上がりました(笑)
これからも続けていこうと思います。
ぜひこの本を読んで、アウトプットを日常にしちゃいましょ~!
「アウトプット大全」まとめ
今回は、「学びを結果に変える アウトプット大全」をご紹介しました。
アウトプットに苦手意識があったから手に取った本。
この本を読んで、スピーディにこれらのことが実践できました。
- 事実だけでなく、感想・意見を話す。
- 本の感想をTwitterに投稿。
- ブログ記事の構成を書き出す。
- ブログ記事を書く。
いつもなら2~3日アイデアを寝かせた末に結局アウトプットしない、ということもざらにあるわたしですが、テンポよく進めることができました!!!
まだ時間はかかりますが、気持ちはスッキリ!
トレーニングを重ねて、よりよいアウトプットを日常にしませんか?
この本なら、読みながら最初の1歩を踏み出すことができますよ☆
ではまたすぐに!
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