料理人の夫と生きる道|料理人の妻は大変?【よく言われること・言われたこと】あるある5選

わたしの夫は「料理人」です。

夫との出会いは、彼が料理人の卵の頃。付き合って約10年、結婚して4年です。(早いっ)

今回は、料理人の夫と共に生きているわたしが、「よく言われること」・「よく言われたこと」を紹介したいと思います。

まりな
まりな

料理人の奥様は「あるある~!」が深いかも!

しかーし!

これを書こうと思ったのは、あるあるを言いたかっただけではないのです。

みなさんも、職業・肩書き・役割などのイメージから、「よく言われがちなこと」がありませんか?

わたしの場合は、そこにちょっとしたギャップを感じ続けてきました。

まりな
まりな

そんな簡単に判断せんといて欲しいナー・・・なんて。

この記事を書いたワケ
  • 料理人の夫と生きる道が、誰かの参考になればと思った。(料理人をリスペクトしているし、料理人の妻として誇りを持って生きているから!)
  • 「料理人の妻」と「わたし」には少なからずギャップがある!


「よくこんなことを言われるけど、実際のわたしたちはこうだよ!」という内容です。

あくまでも個人的な経験や感じ方なので、ひとつのサンプルとして、読み物として、楽しんでいただければ嬉しいです。

今の夫婦2人の状況(簡単に)

ひとことに「料理人」と言っても、働き方も経歴も個性も千差万別です!

まずは、わたしたち夫婦が現在どんな状況なのか?という部分だけ、簡単にご説明しておきます。

夫さん
夫さん

本当にこの世界には色んな方がいらっしゃいます。
よろしくお願いします!

夫の簡単な経歴
  • 高校時代に料理の道に進むことを決める。
  • 約10年間の修行の後、独立。現在は自営業。
まりな
まりな

ではわたしも少し・・・

わたしの経歴
  • 飲食店で会社員として7年半勤める。(夫とは別の業態)
  • 独立志望の夫を全力サポート。転職、転居、お稽古をこなす。
  • 3年ほど夫と共に働いた後、今は好きなことに挑戦中。

わたしも飲食店に勤めていたので、夫婦で互いに「戦友」のような感じです。たまに足を引っ張り合いながらも、二人三脚で何とか独立までやってきて、今に至ります。

よく言われること・言われたこと5選

ここからは、料理人の夫と生きていく中で、わたしがよく言われること(もしくは過去に言われたこと)を紹介します!

まりな
まりな

なかなか辛辣なご意見もあったりして!

わたしは強くたくましくなりましたぞ。

相手に悪気があったとか、嫌味だったとかではありません。だいたいわたしのことを心配してくれている。

でも、少し違うんだよね・・・。
どんな職業にも、そんなちょっとした見え方のギャップがあるハズ!

今だからここだからこそ言えることを、5つ集めてみました♪

①「将来ゼッタイ苦労するからやめといた方がいい!」

これは結婚する前、人生の先輩方に言われ続けた言葉!会社員時代、同じ職場のパートの主婦さん方からのご忠告でした。

独立志望の料理人と付き合っていると明かした途端、

懇々と諭されたわたくし・・・。

尊敬している方々だったので、その言葉はそれなりに重く響きます。

しかし当時のわたしには「苦労」のイメージがよく分からず。

まりな
まりな

なんでこんなに料理人は不評なんや!!!

と、少し躍起になる始末。

苦労・・・

今なら少し分かるのです。

修行期間や労働時間の長さ、付きまとうお金の不安、パートナーの負担。
飲食業全体に、このようなイメージがあるのです。

まりな
まりな

でも苦労のない人生なんてあるのか!?

安定よりも冒険を求めるチャレンジャー精神が、わたしたちの特性のようです。これで職業のデメリットをカバーしてきたのかもしれません。

「苦労」の尺度は人それぞれだし、大変だと感じたことは後々の人生の糧に変えたいと思っています。

②「そいつはまともなやつか?」(※これは人生で1回だけ)

これは今は亡きわたしの父より。

実家に帰省した際、「今度紹介したい人がいる」と彼の存在、そして彼が料理人であることを父に伝えたときにこう言われました。

まりな
まりな

そもそも「まとも」ってなんやねん。

旅館に勤めていた父。

聞くと、これまで数多くの「荒くれ料理人」に出会ってきたそうな・・・

すぐに納得してくれて反対されることは無かったものの、イメージって強いのだなあ・・・と痛感しました。

夫さん
夫さん

現場で働いていると、旧態依然の考え方に直面することも多々ありました。

でも、父親世代とは大きく考え方も変わってきていて、尊敬できる先輩方のが圧倒的に多いですよ!

③「いつもおいしいごはん食べれていいね!」

まりな
まりな

・・・カチンとしちゃうわ!

(悪気がないのは分かっているけどごめんなさい)

なぜなら、家ではわたしがごはんを作ることが圧倒的に多いからであります!

わたしができる夫の仕事のサポートとしては、やはり日々の食事
働く時間が長い日が多く立ち仕事なので、家ではゆっくりおいしいごはんを食べてもらいたい一心で作っています。

もちろん、夫が料理人ということで、甘い蜜を吸っていることもあります。

  • 休日は手料理を振舞ってくれること多々。
  • 作り方を教えてくれること多々。
  • おいしいお店に連れて行ってくれること多々。
  • とにかくついて行くとおいしいものに出会える。
夫さん
夫さん

仕事の日はなかなか作れないので・・・

時間のある時に全力で挽回しています!

このブログの料理レシピも、一緒にタッグを組んで作っています。

シンプルな唐揚げレシピ土鍋ごはんの炊き方など。

しかし!

いつもプロの料理人の料理を呑気に食べているわけではないのです。

わたしも、相手の状況を分かったつもりになって心配したり羨ましがったりしていたのを反省。何事も決めつけるのはよくないな」と気を付けて会話をするようになりました。

④「ファミレスとか行くの?」

これ、よく聞かれます!

夫さん
夫さん

行く行くー!むしろ好き♥

それは勉強のため・・・

というのも少しはありますが、ふつうに気楽にごはんを食べるのも好きなのです。

料理人=研究熱心でストイック、味へのこだわり強し!

というイメージが強すぎるのかもしれません。

というのも、例えば友人とごはんに行くとき。

「お店選ぶの気使うわ~!」

とたまに言われます。

まりな
まりな

わたしたち夫婦にはそんな気遣い不要やで!

「食」を仕事にしていると、オン・オフの切り替えが難しい部分もあります。(生活と切り離せないところなので・・・)だからこそ、オフと決めれば思いっきり楽しみます♪

⑤「旦那さんにごはん作るのイヤじゃない?」

最後です。

これに関しては、まったく気にならなくなりました!

「手料理食べてもらうの緊張するな・・・」と思っていたのも、付き合いたてのごくごく初期の頃だけ。(あの頃はワカカッタ)

わたし自身が、

  • 料理が好き
  • 食べることが好き

というのもあるのですが、夫の対応も良かった。

  • あーだこーだ言わない。
  • 何でも喜んで食べる。
  • 作り手を尊重してくれる。
  • 「家庭料理」と「お店の料理」を分けて考えている。
  • 聞けば明確にアドバイスをくれる。
まりな
まりな

あれ?最後めっちゃ褒める流れやん。

夫さん
夫さん

おおきに!

相手がプロだろうと、一緒に食卓を囲むのだから気を使っていてはもったいない!

今では、「家庭料理ならわたしのほうが上手いぜ?」くらいの気持ちでキッチンに立っています。

まとめ

今回は、料理人の妻であるわたしが、「よく言われること」を解説してみました!

  • 「将来ゼッタイ苦労するからやめといた方がいい!」
  • 「そいつはまともなやつか?」(※これは人生で1回だけ)
  • 「いつもおいしいごはん食べれていいね!」
  • 「ファミレスとか行くの?」
  • 「旦那さんにごはん作るのイヤじゃない?」

少し裏側をお見せできたかと思います。

どの業界もそうだと思いますが、料理人も本当に色んな人がいて面白い。「相手を喜ばせたい」という気持ちが強い人が多いですよ!

わたしも料理人の妻として様々な経験をしてきました。イメージに捕らわれず、もっと深いコミュニケーションができればと思っています。「大変そう」と思われがちですが、上手に変換して良いことを吸収しながら生きるのも悪くありません。

こちらの記事も参考になればうれしいです。


ではまたすぐに!

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