みなさんには、「職業病」がありますか?(ありますよね?)
わたしの夫は料理人。自営業をしています。
そしてわたしも、アルバイトを含めるとトータル10年、飲食業に従事してきました。

夫婦で3年ほど、一緒に働いたこともありますよ~!
この記事では、わたしの視点から「料理人の夫あるある!外食時編」をお届けします。
いつもはお客様におもてなしをする側の人間が、外食時はどんな様子で何を考えているのかいないのか、解明しようというわけです。
- 料理人の方には、あるあるが深い内容(かもしれません)。
- 料理人が、勉強のためだけでなく、通常運転で外食を楽しむ様子をお見せします。
- あらゆる外食の場面で、共通のあるあるを集めました。
みなさんの数ある外食の機会に、少しでもこの記事の内容を思い出していただければ幸いです。少し視点が変わって、面白くなるかも!?
ぜひ最後までご覧ください♪
外食時の料理人あるある

そもそも料理人の方ってお店選びがストイック・・・?

勉強のときもあるけれど、ふだんは楽しむことが1番!
特にこだわりなく、色々なお店に行きます♪
料理が好き!
そして外食も、わたしたち夫婦にとって大切なインプットの場所。刺激をもらえる場所です。
と、言いつつ、何より食べることが大好きなのです・・・。
だから、全力で楽しみます。
- メニューはとりあえず全部「読む」
- 従業員さんの人数を数えがち
- 最初のドリンクが速いと感動!
- 料理をいただきながら調味料当てクイズ
- テーブルの上を(一応)キレイにして帰る

この5つのアングルでお届け。
みなさんも外食を楽しんでいるつもりでどうぞ!
①メニューはとりあえず全部「読む」

料理人にとって、メニューは見るものではなく「読みもの」。
- お店の歴史
- 店名やロゴの由来
- こだわり食材
- 季節のイチオシ
メニュー構成や価格はもちろんですが、こういったプラスの情報があれば隈なく読んでいます。

無意識に読み込んでしまいますね!
メニューは貴重な情報源で、
見せ方やコンセプトも勉強になります!
注文後に店員さんがメニューを下げようとすると、

あ、ちょっと読んでていいですか?

これ毎回言うてるね!
外食に行く前も気分が高揚しますが、「何を食べよう!」と考える瞬間は間違いなく至福ですよね。
わくわくさせるメニューや見やすいメニュー、逆に見にくいメニューなど、掘り下げていくと学びがあります!
②従業員さんの人数を数えがち

最初の注文を済ませ、一息。
この頃には、ホール何名、キッチン何名か把握完了。

よく見ると、中・外兼任のスーパー動ける人もいるよ!
これはもしや飲食業界の・・・大谷翔平か!

・・・大谷サン?
目で追ってしまうよね。
わたしも過去には、お客様の入りを見ながら各ポジションに指示を出す役割を担ってきました。

お店の「適正人数」めっちゃ大事!
多すぎても、少なすぎても、あかんのよ・・・

人数が少ないお店の
動線やシステムも気になるポイント。
しかしここはアンテナを張りすぎないように・・・おとなしく待ちます。
③最初のドリンクが速いと感動!

注文後、乾杯のドリンクをスムーズに持ってきてもらえるとうれしいですよね!
これは、本当にスゴイことなのです。
そもそも注文数が多く、タイミングも重なりがちなドリンクだからこそ、ドリンクを作る人の力量がかなり大事!(もちろん、お店により形態はさまざまですが)
- ベテランを配置することが多い
- 滞っていないか常に目を配り、滞っていれば助ける
- 慣れもあるが、適正が分かれるポジション
だからこそ、注文後にドリンクが秒速で提供されると、

これだけ席数あるのにほんまにすごいなあ!

今日のドリンカーはキレッキレやなあ!
このように我が席は大盛り上がりになっております。
先日おじゃました居酒屋さんでは、注文の復唱をインカムでドリンク場に通していました。
その速さ、人生最速。

店員さんに、「めちゃくちゃ速いですね!」って思わず伝えたよ。
仕事の労力を知っているからこそ、とても嬉しくなってしまいます。
④料理をいただきながら調味料当てクイズ

この先の人生でもずっと、未知の味との遭遇は尽きないのでしょうね。
だからこそ、食べることも作ることも好きなのだと思います。

夫と出会ってから、「食」への探求心が加速しました。
夫が料理人なので、夫婦で外食は楽しみつつも「勉強」という側面もあります。
近所の居酒屋さん、旅先の郷土料理、街の中華料理、チェーン店。
「おいしい!これ何の味?」は至るところに!

料理の道を歩んできても、
簡単には解けない「おいしい!」の正体。
だから面白いですね!
でも楽しみながら意見を言い合っていると、考える練習になり、記憶にも残ります。

外食からヒントを得るのも、料理を楽しむコツのひとつ。
再現してみると、料理の腕がメキメキ上がるね!

作り手からすると、興味を持ってもらえるとうれしいです。
気になったら質問しちゃいましょう。
⑤テーブルの上を(一応)キレイにして帰る

食べる所作が美しい人に憧れます。

おいしそうに食べる自信はあるけどね!
こんなわたしでもできること。
それは食後のテーブルをキレイにして帰ることです。
これは夫と協力して、(なるべく)速やかに行うようにしています。

色んなお客様を見てきて、食後のテーブルがキレイな人もすてきだな、と思うようになりました。
- 同じ大きさのお皿をまとめておく
- お箸やカトラリーをまとめておく
- グラスは1か所に寄せておく
お盆やトレーを使ったり、手で直接下げたり。片付け方はお店によってさまざまですが、重ねて1カ所にまとまっているだけで運びやすいし、キレイに見えますよ!
一応、取っ散らかった状態にはならないよう、気を付けています。

お店側からすれば、おいしく食べて喜んでもらえることが1番。
でも、少しの心遣いで励みになることも多いです。
こうして、気持ちよく退店。ごちそうさまでした!
最後に、夫あるあるもうひとつ。

レジで店員さんと料理の話で盛り上がってる・・・
さすがプロ・・・
楽しめる職業病なら、よしとしましょう。
まとめ

今回は、妻から見た「料理人の夫あるある!外食時編」をご紹介しました。
- メニューはとりあえず全部「読む」
- 従業員さんの人数を数えがち
- 最初のドリンクが速いと感動!
- 料理をいただきながら調味料当てクイズ
- テーブルの上を(一応)キレイにして帰る
職業病って面白いですよね。わたしに飲食店経験があることも相まって、夫婦で外食に行くと大いに盛り上がっています。
見たいポイントもたくさんあるので、とにかく五感が大忙し。
少し見る角度を変えてみると面白いので、外食の機会に思い出していだだけるとうれしいです♪
料理人との人生について興味を持たれた方は、ぜひこちらも見てみてください。
ではまたすぐに!
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